150cm版轟雷ハンド ― デザインと動作の両立への挑戦【開発進捗】

前回は外装加工の挑戦をご紹介しましたが、今回は「150cm Cutieroid FAガール轟雷のハンド」に焦点を当てます。

弊社では、これまでに人間サイズのロボットハンド(約19cm)「HatsuHand」を開発し、人間の手のような動きを再現してきました。今回の轟雷ロボットハンドでは、その技術をベースにしながら、より小さなスケール(約14cm)でキャラクターらしい外観の再現に挑戦しています。

表面をなめらかに仕上げることで美しさを維持しつつ、3Dプリント特有の折れやすい部分を補強して耐久性を向上させています。さらに、モーターの大きさや配置を工夫し、指の細部まで自然な動きを実現しながらも、見た目のデザインを損なわないよう調整を重ねています。

キャラクターらしいデザイン性を保ちながら、内部構造を工夫することで“轟雷らしさ”を損なわないよう配慮しています。また、こうした試作と調整の繰り返しは、機能性とビジュアルの両立という大きな課題への挑戦でもあります。

駆動テストを繰り返し、動きの安定性や繊細な挙動を確認する工程を進めています。大規模製作ならではの重量バランスや耐久性の課題に直面しつつも、一歩ずつ改善を積み重ねています。

こうして150cmスケールならではの迫力ある「轟雷のハンド」と、確実な動作の実現へと歩みを進めています。

2025年10月18日〜19日に東京ビッグサイトで開催される「全日本模型ホビーショー」にて、コトブキヤブースでの150cm Cutieroid FAガール轟雷のお披露目が近づいてきました。

これからも進捗の様子を皆さまにお届けしてまいりますので、引き続きご注目いただければ幸いです。

今後とも、Cutieroid FAガール轟雷プロジェクトをよろしくお願いいたします。

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© KOTOBUKIYA


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150cm Cutieroid FAガール轟雷 ― 研磨・加工技術への挑戦!【進捗報告】