150cm“動いて・しゃべる轟雷”展示直前の最終組み立てレポート【活動報告】
150cmの“動いて・しゃべる轟雷”は無事に完成し、
10月18日・19日に開催された第63回全日本模型ホビーショー・コトブキヤブースにて初披露されました!
今回の活動報告では、その展示直前に行われた最終組み立ての舞台裏をお届けします。
1. 仕上げ工程:部品の最終確認
全日本模型ホビーショーでの展示に向け、会期直前の数日間、外装・塗装・内部フレーム構造の最終確認と調整作業を行いました。
塗装では、下地処理からトップコートに至るまで、質感・光沢・彩度・グラデーションを検証し、キャラクターの印象を最大限に引き出すための仕上げ作業を行いました。
また、全身パーツの接合精度を確認し、可動部の干渉防止および塗膜の厚み管理を実施しました。
さらに、展示時に安定した立ち姿を維持できるよう、台座との固定強度および重心位置の調整も行いました。
2. 組み立て工程:構造づくり
塗装を終えた外装パーツの最終確認とはめあいチェックを経て、内部フレームの組み立て工程へと進行しました。
モーター、サーボ、制御基板などの接続、機構の統合調整を実施。
配線経路の最適化・可動干渉の除去調整を繰り返し、150cmという大型スケールにおいても安定した動作と自然な可動を実現しました。
モーターや制御基板の接続確認、安定稼働に向けた連続動作テストをし、安定性を確かめるまで作業は続きました。
3. 表情と動作の同期テスト:命を吹き込む瞬間
音響・動作・プロジェクションマッピングによる表情の連携確認も行いました。
素材や投影角度を変えながら、より自然で美しい表情の再現を追求しました。
モーション制御・映像投影を連動させ、“動いて・しゃべる轟雷”としての生命感を検証。
4. 完成へ:努力の結晶
何ヶ月にもわたる開発・検証・調整の集大成として、ついに150cm“動いて・しゃべる轟雷”が完成しました。
外装の一枚一枚、関節の一つひとつに至るまで、チーム全員の努力が捧げられ、そこには技術者としての情熱と、支援者の皆さまの想いが込められています。
展示直前では、緊張と達成感が入り混じる中、表情を浮かべ、声を発した瞬間、まるで“命が宿った”かのような感動がチーム全体を包みました。
この後の活動報告では、展示現場での設営、特別演出、そして会場の様子を詳しくお届けします。どうぞ引き続き応援よろしくお願いいたします。
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関連プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000127494.html
活動報告⑤の全文はこちら:
https://camp-fire.jp/projects/820563/view/activities/775660#main
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